「応用情報技術者試験/平成31年春季午前問52」アーンドバリューマネジメント

問題

出典:応用情報技術者平成31年春季午前問52

ある組織では、
プロジェクトのスケジュールとコストの管理にアーンドバリューマネジメントを用いている。
期間10日間のプロジェクトの、5日目の終了時点の状況は表のとおりである。

この時点でのコスト効率が今後も続くとしたとき、完成時総コスト見積もり(EAC)は何万円か。

ア:110
イ:120
ウ:135
エ:150

解説

まず用語の説明を行う。

完成時総予算(BAC)は予想の話である。予想では「完成した時にいくら掛かるか」の金額を表したもの。

プランドバリュー(PV)は予想の話である。予想では「何日目時点ではいくら掛かっているか」の金額を表したもの。この問題だと、完成時総予算が100万円で、5日目終了時点なので50万となっている。

アーンドバリュー(EV)は現実の話である。
完成時総予算の100万円の作業に対して、実際に何万円分の作業が終わっているか、という事を表す数値である。
この表の場合は40万円分の作業しか終わっていないので、計画されていた50万円分の作業に届いておらず、進捗遅れとなっている。

アーンドバリュー(EV)は予想の上での金額でいくら稼げているかを表す金額である。

実コスト(AC)は、現実の話である。実際に、本当に掛かった金額を示している。

上記の内容を総括して話をする。

【予想】
全部で100万円で終わる作業だ。その作業は10日で終わるだろう。

【現実:5日目終了時点】
予想で言う所の40万円分の作業しか完了していない。本当は50万円分の作業が完了している予定だったのに。
そして実際に掛かってしまった金額は60万円だ。
さらには10日で終わるとは到底思えない。

と言った感じである。
100万円では終わらないし、10日でも終わらないというのが現実だった。って話。

で、現実ベースで考えて全部の作業が終わった時に何万円掛かっているか、というのが今回の問題である。
何日間掛かったかについて言及されていないのが、ミスリードを起こしているかもしれない。

実際にいくら掛かるか計算してみる。

予想で言う40万円の作業を実際には60万円掛けて完了した。
つまり80万円の作業ならば実際には120万円掛けて完了するのである。
ということは、100万円の作業ならば実際には150万円掛けて完了するということである。

という訳で答えは150万円である。

ちなみに何日掛かったか?
2.5倍すれば良いので、12.5日掛かったということである。

解答

正解:エ

アドセンス
改行

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